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ドクターズコラムDOCTOR'S COLUMN

ドライフラワーの写真

vol.52「今冬の肌特徴」

2025.2vol.52

皆様いかがお過ごしでしょうか。本日は「今シーズンの冬の肌」と題し、今年の冬に特徴的な皮膚トラブルやスキンケアについてお話しします。

昨年の夏はとても暑く長かったですね。いつもなら過ごしやすい9月下旬、10月初旬まで夏のような気候で、その後突然の冬到来という感じでした。

  • 肌に悩む女性の写真
  • 長い夏で紫外線を浴び続けた皮膚はシミ、そばかすが増え、くすみが目立つようになります。また、紫外線は皮膚のハリを失わせて小じわを増やします。強い紫外線やエアコンの風は皮膚を乾燥させます。
    しかし暑い間は汗や皮脂の分泌が盛んなので乾燥は目立ちません。このような「隠れ乾燥」の状態で冬を迎えた皮膚は突然の気温の低下で一気に乾燥が進みツヤを失います。

健康な皮膚表面の角質の間には、水分と油分が満たされていて、バリア機能を保っています。しかし「隠れ乾燥」の荒れた皮膚に乾燥した空気が触れるとすぐに潤いが奪われます。寒さで皮脂も汗も分泌が少なくなるとさらに乾燥が進んでしまうのです。寒いと血管が収縮し、血行が悪くなることも原因となります。

急な気温差は体を疲れさせます。それが皮膚に影響して皮膚トラブルの原因になることもあります。血行不良や免疫低下を引き起こすことも知られています。
このように、今年の冬の肌の特徴は暑く長かった夏からの突然の寒さにより、シミ・くすみ、小じわ、ハリ・ツヤのなさ、乾燥が起きやすいと言えるでしょう。

  • 次にスキンケアです。
    まずは保湿です。夏の間さっぱりした油分の少ないケアを中心にしていて、そのまま寒い季節を迎える方が多いです。冬には冬のスキンケアを。衣替えと同じようにスキンケアも季節で変える必要があります。しっとりタイプの化粧水、乳液、クリームを使ってとにかく保湿を心がけましょう。

  • 保湿クリームの写真

血行を良くするためにマッサージしながらのスキンケアもお勧めです。少し押しながらクリームを塗って血行を促進しましょう。但し絶対にこすらないように。摩擦はシワやくすみの原因になります。

  • 洗顔フォームの写真
  • 次に、夏に引き続き紫外線予防を心がけましょう。夏に比べ冬は紫外線がとても少ない季節ですが、お出かけの際は必ず日焼け止めを使うことを1年通しての習慣にしましょう。
    夏の間にできたくすみには美白アイテムを使うのも良いでしょう。冬は美白アイテムの効果を感じやすい季節です。化粧品会社から様々な美白化粧品が出ていますので気になる方は試してみましょう。

皮脂分泌が少ない季節ですのでこまめな洗顔は不要です。優しく泡立ててこすらないように洗いましょう。

  • 急な気温の変化で疲れた体をしっかり休ませるためには消化の良い食事、十分な睡眠と休養はもちろん、ぬるめのお風呂にしっかりつかるのも有効です。

  • 健康的な食事の写真

まだまだ寒い季節は続きます。夏の影響を皮膚に残さず、季節に合わせたスキンケアで今年も美しく健康な皮膚を目指しましょう。

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嵯峨 真輝 (さが まき)先生

学生の頃から小児皮膚科や女性特有の皮膚科疾患に特に興味を持って学んできました。私自身も妊娠・出産を経験し、子供を育てながら医師の仕事を続けております。

専門分野
皮膚科 小児皮膚科 アレルギー科
資格・学会
日本皮膚科学会正会員 日本レーザー医学会認定医(1種) 小児皮膚科学会員
経歴
東京女子医科大学医学部卒業
東京女子医科大学東医療センター皮膚科入局
同医局研修医終了
東京女子医科大学東医療センター皮膚科研究生
金町駅前クリニック皮膚科医員
2008年 奥戸皮膚科医院 副院長
サイトURL
http://www.okudohifuka.com/