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ドクターズコラムDOCTOR'S COLUMN

夏の肌トラブル

vol.30「夏の肌トラブル」

2022.08vol.30

暦の上では秋とはいえ、まだまだ暑さが続きますね。
今回は普通肌の夏の肌トラブルやその対策についてお話ししようと思います。

夏のトラブルで一番多いのはなんと言ってもべたつきでしょう。
べたつきの原因は皮脂です。皮脂は水分と混じり合い皮膚を乾燥や刺激から守っている大切な成分です。
一年中分泌されますが、気温が高くなると皮脂腺の活動が活発になるため夏は冬に比べ分泌量が2倍近くになります。
皮脂が増えると皮膚がべたつきお化粧崩れの原因となるばかりでなく、細菌や真菌が増殖しニキビや脂漏性皮膚炎の原因にもなります。

  • 夏の肌トラブル
  • また紫外線によるトラブルも大変多いです。
    紫外線量は冬に少なく、3月頃から徐々に増えて7.8月にピークを迎えます。その後緩やかに下がり11月には少なくなります。
    紫外線対策は一年中必要ですが、とくに夏場は非常に重要です。特に、炎天下でのスポーツや登山、屋外での水泳は強い紫外線の影響を受けます。

夏の皮膚はべたつきがちですが、実は意外にも乾燥することもあります。 紫外線を浴びた皮膚は水分を保持しにくくなります。またエアコンの効いた室内は湿度が低く、風を受けるため乾燥しやすくなります。 乾燥した皮膚は刺激を受けやすくなるので赤み・かゆみが起きやすくなります。

  • 夏の肌トラブル
  • 以上を「夏の三大悩み」と考え、次に対策についてお話しします。

    毎日のスキンケアは「化粧水をしっかり、乳液やクリームは控えめに」と考えましょう。
    夏はべたつくからと乳液やクリームを使わない方もいらっしゃいますが、前述のように乾燥することもありますので過剰にならない程度に必ず使いましょう。
    過剰な皮脂分泌は、気候の他ストレスや疲労、食生活が関係していることがあります。バランスの良い食事、休養を心がけましょう。

日中のお出かけは必ず日焼け止め、日傘、サングラス帽子などで対策をしましょう。
日焼け止めはシーンに合わせてSPF,PAの値を見て使い分ける必要があります。
紫外線には、一時的な炎症を引き起こすUVBと、数年~数十年かけてシワやたるみの原因となるUVAがあります。
UVBの影響を減らす指標がSPFの数値、UVAの影響を減らす指標がPAの+の数です。

  • 夏の肌トラブル
  • SPFは50+が最大、SPFは++++が最大です。日常はSPF20~30,PA+~++で、レジャーや長時間の外出の際はSPF 50~50+、PA+++~++++が良いでしょう。
    顔だけでなく、耳、首、手足など露出部全てに使用することをお勧めします。
    また汗をかくときは特にこまめな塗り直しが大事です。

    暑い夏も正しいスキンケアと対策で快適で健康な皮膚を保ちましょう。


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嵯峨 真輝 (さが まき)先生

学生の頃から小児皮膚科や女性特有の皮膚科疾患に特に興味を持って学んできました。私自身も妊娠・出産を経験し、子供を育てながら医師の仕事を続けております。

専門分野
皮膚科 小児皮膚科 アレルギー科
資格・学会
日本皮膚科学会正会員 日本レーザー医学会認定医(1種) 小児皮膚科学会員
経歴
東京女子医科大学医学部卒業
東京女子医科大学東医療センター皮膚科入局
同医局研修医終了
東京女子医科大学東医療センター皮膚科研究生
金町駅前クリニック皮膚科医員
2008年 奥戸皮膚科医院 副院長
サイトURL
http://www.okudohifuka.com/