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ドクターズコラムDOCTOR'S COLUMN

スキンケア/夏から秋へ

vol.8「スキンケア/夏から秋へ」

2019.09vol.8

今年は季節が移るのが早いようで、朝夕日ごとに涼しくなってまいりました。 この夏も猛暑となりましたが、皆様、肌の調子はいかがでしょうか。

夏は汗や皮脂で肌が潤うので冬に比べてスキンケアに手を抜きがちです。しかし、夏の肌は意外にも乾燥しやすく、注意が必要です。夏の乾燥の大きな原因は冷房や扇風機の風です。熱中症対策のため、冷房は必要ですが、どうしても乾燥した風が出るため、肌に当たると水分を奪います。
また当然ですが暑いと多量に汗をかきます。それをぬぐうためにタオルで何度も肌を拭くと、必要な水分まで吸い取ってしまい乾燥の原因になります。過度に擦ると肌表面の角質が厚くなりゴワゴワになることもあります。

  • スキンケアをしっかり
  • それから夏のお手入れにも原因があります。暑いとどうしてもべたべたするのを避けるため、スキンケアも化粧水中心となりがちです。
    しかし油分が少ないと、せっかく補った水分も肌に留まらずに蒸発してしまい、肌の乾燥の原因となります。
    それに、少ない油分のスキンケアでは、油分を補うために皮脂の分泌がさかんになり、さらにべたべたすることもあるので注意が必要です。

他にも冷房の効いた部屋で冷たいものを飲食するなど、意外にも夏でも体が冷えることがあります。
体が冷えると血行が悪くなり、乾燥の原因の一つとなります。

  • 敏感肌のトラブルはメイクでケア
  • そして強い紫外線も乾燥の原因です。
    肌に直接届く紫外線は肌を温めて水分を奪うことはもちろん、その後に炎症を残して乾燥させます。
    日焼け後には角質が厚くなるので保湿しても乾燥しやすい肌となってしまいます。

夏はあらゆる面から見てもとにかく紫外線予防は大切です。
乾燥予防にも重要ですので日焼け止め、上着、日傘の使用で肌に直接日光が当たることをなるべく避け、スキンケアの最後には油分を含むものを使いましょう。
クリームには抵抗がある方でも、さっぱりした感触の乳液もありますので、使い心地の良いものを探してみてください。

  • ポイントメイクを効果的に
  • それから大切なのは冷え対策。
    冷房の強い室内では上着を使用する、温かい飲み物を飲むなど体を冷やさないよう工夫なさると良いでしょう。
    シャワーだけでなく湯船に浸かるのも体を温める有効な方法です。
    またタオルで顔や体を拭くときは擦ったり強く拭いたりしないように、優しくポンポンと押し付けるように拭きましょう。

そして秋は一年で最も肌トラブルの発生しやすい季節と言われています。
夏の紫外線ダメージから肌が回復していない状態のまま、気温が急速に下がり、さらなる乾燥を招きかねません。
秋になりましたらしっかり保湿をして夏の紫外線ダメージを抑えることが大切です。
さっぱりした夏のお手入れから、しっとりするお手入れを心がけましょう。
夏に日焼けしてしまった肌には美白成分の入ったものをお使いになると効果的です。
そして涼しくなってきた秋の夜長にはマスクもお勧めです。
コインタイプのローションマスクにお気に入りのローションを浸し、ゆったりと読書しながらマスクで保湿するのも良いですね。

季節は夏から秋へ。四季それぞれのお手入れで、季節の変化に負けない肌を目指しましょう。

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嵯峨 真輝 (さが まき)先生

学生の頃から小児皮膚科や女性特有の皮膚科疾患に特に興味を持って学んできました。私自身も妊娠・出産を経験し、子供を育てながら医師の仕事を続けております。

専門分野
皮膚科 小児皮膚科 アレルギー科
資格・学会
日本皮膚科学会正会員 日本レーザー医学会認定医(1種) 小児皮膚科学会員
経歴
東京女子医科大学医学部卒業
東京女子医科大学東医療センター皮膚科入局
同医局研修医終了
東京女子医科大学東医療センター皮膚科研究生
金町駅前クリニック皮膚科医員
2008年 奥戸皮膚科医院 副院長
サイトURL
http://www.okudohifuka.com/